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円形脱毛症の原因とその対処方法

円形脱毛症の原因と対処法について

突然「10円ハゲができた!」ということが現実にあるそうです。それどころか、自然に治らない、脱毛自体も増えてきた、というその先の悩みも多くなっています。

それらの脱毛症は「円形脱毛症」と呼ばれる症状です。脱毛パターンもさまざまで、年齢も性別も関係なく起こってしまいます。今回は、円形脱毛症の原因と対処法についてご紹介したいと思います。

円形脱毛症とは

円形脱毛症の女性

円形脱毛症は、突然コインのような円形(楕円(だえん)形)の脱毛症が起こるのが大きな特徴です。脱毛した周辺を引っ張ったりすると、痛みがなく簡単に髪の毛が抜けてしまいます。

円形脱毛症のパターンはひとつではなく、複数存在しています。症状によっては原因や治療法が異なるので、どのパターンなのかを把握しておきましょう。

単発型

単発型はいわゆる「10円ハゲ」と言われている、最も有名な脱毛症です。大きさは豆粒大から500円玉ぐらいの大きさの脱毛が頭髪のどこか1カ所にできますが、大体が自然治癒で治ることが多いです。

多発型

単発型の脱毛症が2カ所以上で起こることを、多発型と言います。多発型になると自然治癒が難しく、何度も繰り返してしまうので治療が必要になります。治療は半年~2年くらいかかると言われています。

全頭型

多発型が頭全体的に広がり、ほとんどの毛が抜け落ちてしまう脱毛症です。

汎発型

頭髪だけでなく、眉毛やまつげ、ワキ毛などの身体全体の毛が抜け落ちてしまう深刻な症状をいいます。

円形脱毛症の原因

遺伝子

円形脱毛症の原因は、大きく4つの原因に分けることができます。しかし、特定するには至っていない部分もありますので、実際に症状が起きている方は、参考程度に原因を把握してみてください。

遺伝・アトピー

近親者が円形脱毛症だった場合、全体の約8.4%の円形脱毛症を抱えていることがわかっています。また円形脱毛症の方の40%以上はアトピーを持たれている方です。これも遺伝が関係していると言われています。

自己免疫疾患

近年、有力視されている円形脱毛症の原因が「自己免疫疾患」です。

自己免疫疾患とは、私たちの体を守ってくれている免疫機能に異常が起こり、自分の体の一部を異物としてみなして攻撃してしまう病気です。

髪の毛が抜けるのは、外敵から身を守る自己免疫であるリンパ球が誤って、毛包を攻撃してしまうことで毛包が縮んでしまうことがいえます。なぜそのような異常が起こるのか、詳しい原因はいまだにわかっていません。

妊娠・出産・更年期障害などのホルモンバランス

円形脱毛症は、女性特有の妊娠や出産、更年期障害などの女性ホルモンのバランスが崩れる際に起きるとも言われています。多くは髪のボリュームが全体的に薄くなるのですが、中には円形脱毛症という形で発症してしまうこともあるそうです。

ストレス

以前まで、円形脱毛症といえば「極度のストレス」が原因と言われてきました。しかし、ストレスと円形脱毛症とのはっきりとした関係性はいまだ解明されていないのが現状です。しかし、その一方で、長期に及ぶストレスの蓄積は自己免疫疾患などの異常を誘発してしまう可能性が高いと指摘されています。あくまでストレスは円形脱毛症を誘発する原因のひとつと考えていいでしょう。

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円形脱毛症の主な対処法

医者イメージ

円形脱毛症の範囲が狭く少ない場合は自然に治ることもあります。しかし、広範囲に広がってしまうものは症状が悪化しやすく、長期間の症状になることがあります。

円形脱毛症かもしれない、と思われる方はまずは皮膚科を受診しましょう。対処法として、皮膚科で行う主な治療方法をご紹介したいと思います。治療には症状によって異なりますので、独断で決めず医師と相談して行いましょう。

塗り薬や飲み薬の服用とメリット・デメリット

円形脱毛症の単発型、多発型の発症初期の段階にはステロイドや塩化カルプロニウムによる塗り薬やグリチルリチン、セファランチンなどの内服薬で症状の様子を見ます。

急速に拡大する脱毛症には内服のステロイドが効きやすく、難治性のものにも効果的です。ですが、数ヶ月続けると糖尿病などの副作用があるため、2~3カ月で服用を中止します。服用を中止することにより脱毛しても、再び服用することはできません。子供の場合も成長障害が引き起こしてしまう可能性があるので使用できません。

ステロイド局所注射

長期化してしまった単発型の円形脱毛症には、脱毛した箇所にステロイド局所注射を行う治療方法があります。これには痛みが伴いますが、注射をした部分にだけ毛を再生することができます。注射の特徴から広範囲の方には使用することは難しく、副作用で注射した部分がへこむことがあります。

雪状炭酸圧抵療法(ドライアイス圧抵療法)

雪状炭酸圧抵療法は、単発型の治療方法のひとつで凍結治療です。凍結治療とは、ドライアイスなどで脱毛部分を軽く冷却することにより刺激を与え、発毛を促す治療法です。この治療法も痛みを伴うため、小さなお子さまには用いることはありません。

頻度としては1~2週間に一度程度、刺激を行う必要があります。また、保険が適用されますが、効果を出すためには長期的な通院が必要になります。

局所免疫療法(SADBE療法・DPCP療法)

局所免疫療法は、「SADBE(スクアレン酸次ブチルエステル)」、「DPCP(ジフェニルシクロプロペノン)」などの科学試薬品を使い、自己免疫機能を刺激することで発毛を促します。難治性のものでもかなり有効で、小さなお子さまでも治療可能です。

デメリットは、即効性はなく治療を繰り返し行う必要があることです。また、中止すると脱毛してしまうなど効果には個人差があります。保険適応外なので、長期治療を考えると高く感じてしまいます。

PUVA療法(紫外線療法)

PUVA療法は、脱毛した部分に紫外線を照射する光線療法のひとつです。脱毛部分に照射してリンパ球の異常な動きを抑制し、発毛を促す治療法です。

全頭型や汎発型などの難治性の方や、局所免疫療法で効果が見られなかった方に対して行われることがあります。PUVA療法は、紫外線による刺激療法なので、小さいお子さまには向かない治療法です。こちらも保険適応外になります。

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おわりに

円形脱毛症は突然起こる症状で驚いてしまいますが、早めに対処すれば悪化することを防ぐことができます。また、日々の生活習慣や食生活、ストレスなどの原因を探し、見直していくことも対処法のひとつです。もし、ストレスや不摂生が続いてしまっているという人は、育毛剤で少しでも対処を講じておくのもおすすめですから試してみてください。

   

円形脱毛症の治療は長い時間が必要になることがありますから、なるべく長い目で見て、向き合っていくことが大切です。